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おじいさんと草原の小学校

どうしても見たいと思っていた映画。
夏休みが終わったとたん、押し寄せるメール・FAXの波をかいくぐり、作成しないといけない資料をものすごい勢いで終わらせ・・・(ちょっと大げさ?)

行ってきました!

おじいさんと草原の小学校
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事実に基づいた物語。

84歳の小学生。

イギリスの植民地支配。祖国解放と自由のために闘い、
そのために、目の前で 妻と子どもを射殺され、
拷問を受け・・・耳に鉛筆をつき刺され、耳が聞こえなくなり、足の先を切り取られ、歩行困難に。

勝ち取った 独立。
けれど、残されたものは、想像を絶するほどの喪失感。
愛する妻と子。 字を読むことも書くこともできない自分。
 
それでも、生きてきたマルゲさん。

2003年 「無償教育制度」で、貧しい子でも学校へ通えるようになった。
マルゲさんは、「勉強したい」と学校へ行く。

杖をつきながら、なけなしのお金で制服を買って。


「あーよかった」で終わる映画でなく、観終わった後も、何度も何度も考えてしまう映画です。

闘わない。という選択もあった。
闘わなければ、殺されなかった。拷問も受けなかった。教育も受けられた。

実際闘わなかった人もいた。
闘わなかった人は平穏に暮らせた。家族を失うことも、貧困に苦しむこともなく。


彼の老いていく身体の、その奥で燃える情熱は、この不屈の時代をかいくぐってきた者だけが持つのだろう。
信念を持つ者だけに、与えられる 湧きあがる情熱。


90歳。胃がんでこの世を去る最後まで学び続けたマルゲさん。将来の夢は、獣医になること。


自分のなまぬるい信念が、えぐられたような感覚を覚えました。
by csimaki | 2011-08-19 10:35 | 情報
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